贈り物ブログ「ギブアギフト」に
お立ち寄りくださいまして誠にありがとうございます。
お正月前になると、今年はどんな「福袋」を手に入れようかと
考えている方も多いと思います。ワクワクしてきますね。
今日は、「福袋」について調べてみました。
このページでわかること
- 「福袋」とは?
- 「福袋」の意味
- 「福袋」の起源は?
- 「福袋」の時期は?
- 海外の「福袋」事情
- どんな「福袋」がある?
以上のことについて紹介します。
「福袋」を知ることについて、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
難しいことは書きませんので、安心して最後までご覧ください。
「福袋」とは?
- ひとつの袋(紙袋など)に、事前に色々なものを入れておく
- 袋の口をとじる(簡単には開けられない)
- 同じような袋を複数用意する
- 複数の袋の中から選びとらせる
このように用意した袋は、会の余興やお店の正月の売り出しなどに出すのが一般的で、
「福袋」と呼ばれています。
現在では、事前に福袋の予約をすることが出来たり、袋の中身があらかじめ分かったうえで
購入できるものもあります。
「福袋」の意味
七福神である大黒天さまが背負っている大きな袋の事を「福袋」と呼びます。
七福神と大黒天さま
財宝、福徳開運の神様
(特徴)
・大きな袋を背負っている
・打出小槌を持っている
・頭巾をかぶっている
「福袋」はセールの一部としか思っていませんでしたが、大黒天様が背負っている大きな袋という話を聞くとご利益がありそうに思えてきますね!
「福袋」の起源は?
日本発祥の「福袋」。
「福袋」の元となったのは江戸時代の「えびす袋」と言われています。
江戸の名の知れた呉服屋さんが、様々な販売方法を考える中で、色々な布や布切れをまとめて一つの袋につめて売りました。そしてこの袋は「えびす袋」と呼ばれました。
袋の値段は、どの組み合わせであっても同じ値段に設定されているという、斬新な販売方法でした。現代でいうマーケティングですね。
同じ値段の袋の中に、金の糸が入った高価な布も含まれているということで、その袋を是非当てたいとお客さんが大勢集まりました。
他の店も同じような販売方法を取り入れ、次第に「えびす袋」は「福袋」と呼ばれるようになり、幅広い業種に拡大していきました。
「福袋」の歴史は、江戸時代から今に続いているのですね。
「福袋」の時期は?
「福袋」といえばお正月!
しかし、お正月にお店に行って購入してからのお楽しみというだけではありません。
現代はそれはそれは様変わりしているのです!
「夏の福袋」が販売されたり、袋の中身の情報が早く出たり、ネットで事前予約・抽選があったり、お正月といわず、その前から「福袋」商戦は始まっています。
現代の「福袋」事情
「福袋」の現在のスタイルは明治時代にはじまりました。
「福袋」が年始セールの目玉商品として扱われるようになったのは、百貨店の前身である商店が始まり、という説が有力です。
そして、年末年始の「福袋」商戦がにぎやかになったのは1980年代です。
バブル期には高額な福袋が全国的に次々と売れ、何万円もする福袋めがけてたくさんの人が開店時間前から行列を作りました。
採算度外視で高額商品を福袋の中に入れる店も現れ、話題になりました。
高額商品が入っていて当たりと感じたり、お値段以上の商品が入っていてお得だと感じたりしていた「福袋」もどんどん様変わりしてきています。
宝石や呉服、海外旅行や戸建てなど何百万円、何千万円もする福袋、1億円超えの純金の置物福袋など、中身が既にわかっている超高額福袋も売り出され、現代の楽しみの一つとなっています。
海外の「福袋」事情
海外では日本のお正月と旧正月の時期が違っていたりもするので、「福袋」という文化はあまり広がっていないようです。
そんな世界の中でも「アメリカ」の福袋事情を紹介します。
- アメリカでは2004年ごろから始まった
- 「ラッキーバッグ」や「ミステリーバッグ」と呼ばれている
- あの有名なアップル社が日本の福袋文化をアメリカに取り入れたところ、意外と好評だった
どんな「福袋」がある?
「福袋」は大体ジャンルごとに販売されています。
- 衣類
- 食料品・お菓子
- 日用品
- グルメセット
また、有名な福袋といえば
- スターバックス
- タリーズ
- ミスタードーナツ
などのチェーン店もありますね。早めに情報が出るので楽しみです。
自分のために買うのももちろん楽しいですが、誰かのために手に入れて
贈ったりするのもいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「福袋」について、紹介しました。
これらの情報が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様のことをいいます。